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ウェルビーイングって?

well(よい)とbeing(状態)からなるウェルビーイングは、直訳すれば個人や社会のよい状態を指します。経済的な豊かさのみならず、精神的な豊かさや健康までを含めて、幸福や生きがいを捉える考え方です。

世界幸福度ランキング2025
Oxford Wellbeing Research Center と国連持続可能な開発ソリューションネットワークの共同報告

  • ・世界一位は8年連続フィンランド
  • ・日本の幸福度ランキングは56位
  • ・特に30歳以下の若者の幸福度ランキングが低い
→他人や社会への信頼の低下、孤食・社会的孤立の増加

こどものウェルビーイングとは

こどもが心身ともに健康で、自分らしく生き生きと過ごせ、よく生きている状態をさします。

物質的ウェルビーイング
家庭の所得や生活水準
1
身体的ウェルビーイング
生活のリズムや健康状態
2
教育的ウェルビーイング
教育へのアクセスや学習成果
まるごとの自分が守られていること
3
社会的場面でのウェルビーイング
友人関係
学校場面(授業・先生との関係)
家庭内での安心感
4
主観的ウェルビーイング
こども自身の幸福感
自分の未来を創造する力
人生をおくることの安心感
5

いま、沖縄では

子育て世代、こどもを取り巻く環境が厳しい沖縄で、こどものウェルビーイングを研究する意義があります。

令和6年度沖縄県こども調査

沖縄 全国 順位
1人当たりの県民所得 (千円) 2,258 3,330 低い方から1位
非正規職員・従業員率 (%) 37.8 34.7 高い方から4位
母子世帯出現率 (%) 2.2 1.2 高い方から5位
10代女性の出産率 (%) 0.47 0.17 高い方から1位
生活保護率 (%) 2.72 1.63 高い方から3位
就学援助率 (%) 23.6 13.9 高い方から2位
高校中退率 (%) 1.8 1.4 高い方から2位
内閣府HP(沖縄のこどもの貧困対策に向けた取組:沖縄政策-内閣府)

多様な分野の専門家が議論する場をつくる

琉球大学で研究をしている、医療、教育、福祉の各分野の教員が、おきなわのこどもたちのことを考えるため、さまざまな調査を手がけるとともに、分野の垣根を越えて議論や情報を共有しやすくしていくための場をつくることにしました。

以下のようなことに取り組んでいきます

■教育
・ホースセラピーの実施(動物介在教育)
・ウェルビーイングをはかる調査
・包括的性教育
・ヘルスリテラシー向上のためのセミナーの実施
■福祉
・こどもの貧困対策としてこどもの居場所の実態調査
・こどもを支援する支援者の視点に向けた研修
・若年妊産婦支援コンシェルジュ(仮)との連携
・ひとり親世帯の行政手続負担の把握とその緩和
■医療
・特定妊婦・社会的ハイリスク妊娠の抽出と福祉・教育との連携
・学校健診等と子どもの貧困に係る因果関係に関する調査
医療分野
銘苅桂子
  • 琉球大学病院周産母子センター教授
  • おきなわこどもまんなかウェルビーイングセンター
    センター長
医療分野 銘苅桂子
医療分野
中西浩一
  • 医学部長 医学研究科育成医学講座教授
医療分野 中西浩一
教育分野
上間陽子
  • 教育学研究科教授
  • おきなわこどもまんなかウェルビーイングセンター
    副センター長
教育分野 上間陽子
福祉分野
本村真
  • 人文社会学部長 人間社会学科教授
  • おきなわこどもまんなかウェルビーイングセンター
    副センター長
福祉分野 本村真
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